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野焼き
2023-11-03 Fri 20:13
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ベランダを作るときに使った檜の残材を、田んぼで焼いた、灰を取る為??でもあるが・・・・。
途中から気がつき、乾燥させていた陶土を、焼却中の火の中に入れてみた。
多い量の残材だったため、高温の熱風に近寄ることは、出来ず、二メートル半ほどの、焼却する木片の上に載せて、燃え盛る火の中に、滑らすようにして、投入した。
素焼きの目標温度は、800℃
この焚き火のような、焼却温度は何℃になるのか不明だったが、火の燃焼が収まった翌朝、探してみると・・・・・・・ない
跡形もない、ぐい吞み様にと作ったもの、3個入れたのだったが、全くない
陶芸の、温度管理の難しさを再認識することに・・・やはり奥が深いものだと。

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反りかえる陶土
2022-12-23 Fri 22:54
タタラ作りで、額を付ける方法は幾種もあるのだが・・・・・・。
素焼きにする前には、十分な乾燥が必要・・。
が乾燥し始めると、どうしても中央が、反りあがる
この写真の作品も大皿4枚で、3枚が反りあがっている
其れも中央部が、1cmはあるだろう・・❢
これでは本焼きどころか、素焼きにも出来ない。
で、先生に陶土を分けてもらいに行った時に、質問した・・どうしてでしょうか??と。
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答えは・・・「 あのね、陶土は、女性と同じですよ、陶土は‥❢へんば、したらいかんですよ❢」 と。
最初はピンとこなかった(笑)
先生続けて曰く、陶土を伸ばすときにどのようにしていますか? タタラ板と、粘土延べ棒で、厚みを取っているのでしょう?
ある程度広がったら、その都度、ひっくり返していますか??・・・・と。
そうだ❢ そのまま伸ばしている。
単純なことなのだが、ひっくり返すのは、大変な仕事だが、手を抜いていた、厚みを均等にすることのみに、気を使って・・・。
先生からこの話を聞いていたような、なかったような・・が、今はっきり解釈、理解出来た。
ひっくり返していないと、タタラ陶土の、厚さの上部と下部との密度が違ってくるので、その密度の差が、乾燥するにつれて反りを誘発するのだと。
何でもない、この知恵は、値千金、目から鱗だった。
が、先生から「へんばする」という単語を聞き、面白いもので、妙に親近感が、湧いた(笑)

【注釈】 へんば このあたりの方言だろうか? どちらか一方に肩入れすること
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弓 預 け
2022-12-21 Wed 06:39
武具店に、的を買い求めに行った時に目にした、弓預け
店主にお聞きすると、組み立て式になっているという
我が家では射った後、的場には壁がない・・屋根がないので・・・・弓の置き場がない
これは頂だと・・・(笑)
日曜大工で出来る代物だ
我々の条件に合わせて、考え作ってみようと思う

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リサイクルする粘土
2022-12-10 Sat 17:13
リサイクルすると言っても、練り直しをするのだが、これが結構大変な仕事。
素焼きにするまでに失敗した作品を潰し、粉状態にして水を含ませ、しばらく置いておく作業だ。
粘土のもっている菌が、培養されて、叉、使えるようになるというのだ。
計ると素焼きまでに至らなかった作品が6Kg有り、写真は、それを潰して粉末状にしている。
磨り潰す臼石でもあれば簡単だろうが、そんなものはない
で、ハンマーの重さを利用して、粉末にした
何回ハンマーを持ち上げただろうか、数百回だ、で、肩、腕が痛くなり疲れも来た・・・で、中止
ほぼ5Kgは出来ただろうか
初めての作業だったが、今度は水を入れて攪拌し、全くのコロイド上にして、水分を取ると、元の様に使えるらしい。
さてさて、どうなりますか????

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新しい的と的紙
2022-12-08 Thu 08:10
的枠が古くなり、新しいものを買い求めに武道具店行った、十数年ぶりだろうか。
前回とは違った近くのお店に行き、店主から知らなかった事ばかり説明を受けたのだが、・・・・・・。
的の厚さはどちらにしますかと?????? ・・・・・公式用と練習用が有るらしいのだ。・・・・知らなかった❢
で、的紙はどちらにしますかと?????? ・・・・・紙に印刷したものと、FRP?繊維に印刷したものと二種類あるというのだ。・・・・知らなかった❢
的の厚みというのは、的枠の深さの事らしく、砂場の砂に枠が入りやすくなっているのが、公式用だそうだ。
正確な設置が出来ると言う事らしいが、頑丈なほうが、長年使えるからと、公式用を買い求めた。
的紙は、今は繊維の的紙を使うのが支流だという で、繊維に印刷したものの的枠に貼りつけるのは、糊でなくガムテープだという・・驚きだった
的枠に、セメント袋を水かけし柔らかくし、溶かした糊で貼る、そして、乾燥したところで、印刷した的紙を又、糊で張ると言う事は、今はしないというのだ。
そして、的を射った時の音は、繊維の的紙を使った方が、音がいつまでも変わらないという、・・・驚きだった
音が変わらないという魅力と、作業工程が、全く違い数段階手間が省けているので、繊維に印刷した的紙を、買い求めた。
自宅には、昔の的紙が、まだ多く残ってはいるが・・・手間がかからない的貼りの誘惑に負けた格好に・・・なった。
帰路、家内と、何か寂しさを感じざるを得なかった…が・・・。
買い求めはしなかったが、弦も、化学繊維だという、弓自体もグラスファイバー製 矢、自体もアルミ製 そのうちに掛けも、スキー靴の様に樹脂製になるのだろうかと・・・。
なにか日本の文化が、削ぎ落されていくような寂しい気分になった帰路だった。

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★ 化学繊維の的紙、8的、購入したが、はさみで適当に切り、的枠にはガムテープで貼りつけるというのだ。
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★ 少々コツがいるようだが、何とかなった初めての化学繊維入り的紙、以前から慣れ親しんだウエット式糊付け工法と、違って、障子を張ったような、パシッと張ったところは無い、慣れれば、張ったになるのだろうか??・・少々疑問だが、 了と、しよう❢
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